セルクルのコーヒー
セルクル ディッシュ&コーヒーという名前を付けたのは、ディッシュ(料理)とコーヒーに自信があるからです。料理については後日語るとして、今回はセルクルのコーヒーについて少し解説したいと思います。
セルクルが使っているコーヒー豆は、地元西宮市の新進気鋭のロースター『タオカコーヒー』にブレンドしてもらっている『セルクルオリジナルブレンド』を使用しています。
西宮市は若手のロースターが群雄割拠しており、仕入れ先の選択肢はたくさんありました。元々、好きなテイストが流行りのスペシャリティよりもブレンド系だったこともあり、ブレンド系でもっとも好みの味をラインナップしていたタオカさんに相談してみると、ヒアリング後すぐにサンプルを数種類試作してくれ、2度めの試作でドストライクのブレンドが決まりました。それがセルクルオリジナルブレンドです。
使用している豆はブラジル産のサンタエレナと グァテマラ産アルコイリス。ともにどっしりとした深煎り。
サンタエレナの香ばしいナッツのような風味と甘さ、アルコイリスのチョコレートのようなコクを併せ持った、しっかりと地に足の着いた深みのある味わいが特徴です。ブラックで豆本来のコクと深さを楽しむのはもちろん、シュガーやミルクを入れても決して負けることなく、互いに高め合ってより豊潤な魅力を楽しめる奥深い味わいが魅力です。
コーヒー豆の美味しさを損なわないようロースト日の翌日に、基本2週間以内に消費できる分だけを仕入れています。ちなみにタオカの豆は高いです。超メジャーメーカーが喫茶店に卸している豆価格の10倍ぐらいします。でも10倍美味しいから、それでいいんです。